講師紹介

林 智子


幼稚園教諭、保育士。モンテッソーリ0歳~3歳教師資格取得。わらべうた保育を学ぶ。
発達臨床研究会(宇佐川研)会員  淑徳大学発達臨床研究センター研修生  教会ピアニスト
元ヤマハ音楽教室講師

子どもと音楽が大好きな、3児のお母さん先生です。保育所での音楽リズム講師や、幼稚園、重症心身障害児発達支援事業所での勤務経験により、子ども達から沢山のことを学びました。


・トランポリンややバルーンで粗大運動を続けた子ども達が、障がいのあるなしにかかわらず、姿勢を保持する力を得、学習や楽器演奏の土台となる脳と身体を持つようになってくる。

・歌を歌うこと、吹くことで音の出る楽器を奏でることで、血液中の酸素濃度が増す。

・座位のとれにくい子ども達が、楽器に懸命に主体的に関わることで座位を保てるようになってくる。
 
・視覚障害と知的障害のある子どもが、2時間ピアノを弾き続ける。

・歌うことで、ことばの発育がゆっくりだった子どもが成長する。

・ギターの音を鳴らす事に夢中になった肢体不自由の子どもが、指先で力強く弦を弾くようになる。

・落ち着かない、集中力がない、といわれている子どもが、自ら正座して楽器に向かう。

・人工呼吸器をつけながら懸命に生きている子どもが、指先を触るわらべうた遊びに反応を示す。

・発達に合った遊びを見つけた子どもが、驚くような集中力を発揮する。

・子どもには自己教育力があり、子どもは自分の発達に必要な事を知っている。そして自分に必要な課
題には喜んで取り組む。

これらの実体験にふれ、楽器の美しい音が子どもの自分らしい成長に寄り添えることを学びました。
ラルゴミュージックスクールでは、楽器だけではなく、トランポリンなどの粗大運動、手先、指先の微細運動を促す玩具や教具、感覚統合なども取り入れています。
「音と友だち」「子どもはあそびによって成長する」「子どもをよく見て、子どもから学ぶ」『障がいは個性の1つ」というのが、当教室の運営の基本になっています。





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